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実は、あなたのパソコンにもう入っています。マイクロソフトのAI「Copilot(コパイロット)」を初心者向けにやさしく解説

「AIを使ってみたいけど、また新しくアプリを入れるのは面倒だな」——そう思って、なんとなく後回しにしていませんか。

実は、Windowsのパソコンをお使いなら、AIはもうあなたのパソコンの中に入っています。マイクロソフトが提供している「Copilot(コパイロット)」です。しかも、基本的な機能は無料で使えます。

この記事を読むとわかることは、次の3つです。

  • Copilotとは何なのか、ChatGPTと何が違うのか
  • 無料でどこまでできて、お金を払うと何が増えるのか
  • 今日からすぐに試せる、初心者向けの3つの使い方

専門用語はできるだけ使わずに、日常の言葉で説明していきますので、安心して読み進めてください。

Copilot(コパイロット)とは、パソコンの中にいる「相棒」のこと

Copilotという言葉は、もともと飛行機の「副操縦士」を指す英語です。操縦するのはあくまであなたで、AIはとなりの席に座って手伝ってくれる存在——マイクロソフトはそういう意味を込めて、この名前をつけました。

やれることは、ChatGPTとよく似ています。質問に答えてくれる、文章を書いてくれる、要約してくれる、画像を作ってくれる。この「対話型AI(人と会話するように使えるAI)」としての基本部分は、ほとんど同じだと思っていただいて大丈夫です。

では、何が違うのでしょうか。大きな違いは3つあります。

違い1:もうパソコンに入っている

ChatGPTは、自分でサイトを開いたりアプリを入れたりして使い始めます。一方Copilotは、Windows 11のパソコンやMicrosoft Edge(マイクロソフトの標準ブラウザ)に最初から組み込まれています。

比較的新しいWindowsのパソコンには、キーボードに「Copilotキー」という専用のボタンが付いているものもあります。押すだけでAIが立ち上がる、というわけです。何もインストールしなくていい。これは、AIを始めるときの一番大きなハードルが最初から取り払われている、ということです。

違い2:ネットの最新情報を見にいってくれる

Copilotは、マイクロソフトの検索サービス「Bing(ビング)」とつながっています。そのため、「今日のニュース」「近所のおすすめのお店」のような、最新の情報が必要な質問にも答えてくれます。

しかも、答えのそばに「どのサイトを見て答えたか」というリンクが表示されます。これは初心者の方にとって、とても心強い仕組みです。AIは自信たっぷりに間違えることがありますから、元の情報をすぐ確認できるのは安心材料になります。

違い3:WordやExcelとつながっている

これはお金を払った場合の話になりますが、Copilotの本当の強みはここです。ふだんお使いのWord(文書作成)やExcel(表計算)、Outlook(メール)、Teams(会議)の中に直接AIが入り込み、「この資料を3行にまとめて」「この表からグラフを作って」といったお願いができるようになります。

つまり、AIのためにわざわざ別の画面を開いてコピーして貼り付けて……という手間がなくなるということです。

無料でどこまでできる?有料との違い

ここが一番気になるところだと思いますので、はっきりお伝えします。

無料版でできることは、Microsoftアカウント(マイクロソフトの無料の会員登録)があれば、次のようなことです。

  • 質問に答えてもらう、相談に乗ってもらう
  • 文章を書く、直す、要約する
  • 画像を作る
  • 開いているWebページの内容について質問する

日常のちょっとした調べものや文章づくりであれば、正直、無料版で十分です。まずはここから始めてみてください。

お金を払うと増えることは、主にWordやExcelとの連携、そして長い時間をかけて調べものをしてくれる機能などです。個人向けの有料プランは「Microsoft 365 Personal」で月額2,130円ほど、さらに機能が増える「Premium」で月額3,200円ほどが目安です(2026年8月時点。料金は変わることがありますので、契約前に公式サイトでご確認ください)。

判断のコツをひとつお伝えすると、**「WordやExcelを毎日のように使っているかどうか」**です。毎日使っている方なら有料版の恩恵は大きいですし、そうでない方は無料版で様子を見るのが賢い選び方だと思います。

初心者でも今すぐできる、3つのこと

では、実際に何から試せばいいのか。難しい順ではなく、かんたんな順に3つ並べました。

1つめ:Edgeで開いているページを要約してもらう(所要3分)

Microsoft Edgeで、長い記事やニュースのページを開きます。画面の右上あたりにあるCopilotのアイコンをクリックすると、画面の横にAIとの会話欄が出てきます。

そこに「このページを3行でまとめて」と入力してみてください。それだけです。

長い記事を全部読まなくても要点がつかめるようになりますし、「専門用語が多くて難しい」と感じたときは「小学生にもわかるように説明して」と続けて頼むこともできます。この一手だけで、毎日の情報収集がぐっと楽になります。

2つめ:メールや連絡の文章を下書きしてもらう(所要5分)

「取引先に納期の相談をするメールを、丁寧な言葉で書いて」——こんなふうに頼んでみてください。

このとき大事なコツがあります。相手・目的・伝えたい内容の3つを必ず伝えることです。「メールを書いて」だけだと当たり障りのない文章しか返ってきませんが、「初めて連絡する相手」「納期を1週間延ばしてほしい」「理由は部材の入荷遅れ」まで書くと、そのまま使えるレベルの下書きが出てきます。

もちろん、出てきた文章はそのまま送らずに、必ず自分の目で読んでから使ってくださいね。AIは「たたき台をつくる人」、最終判断をするのはあなたです。

3つめ:調べものを「聞き方」から変えてみる(所要10分)

検索エンジンでは、うまくキーワードを思いつかないと欲しい情報にたどりつけません。でもCopilotには、うまく言葉にできない状態のまま相談できます。

たとえば「50代の母への誕生日プレゼント、予算5,000円で、料理が好きな人向けに5つ提案して」。こんな相談のしかたができるのが、AIの一番おいしいところです。

そして、答えのそばに出てくるリンクをひとつでいいので開いてみてください。「AIの答えを鵜呑みにせず、元の情報を確かめる」という習慣が、AIを安全に使いこなすための一番の近道になります。

まとめ

今日の内容を3点に整理します。

  1. Copilotは、Windowsのパソコンやブラウザにもう入っているマイクロソフトのAIです。新しく何かを入れる必要はありません。
  2. 無料版でも、要約・文章作成・調べものは十分にできます。WordやExcelを毎日使う方だけ、有料版を検討すれば大丈夫です。
  3. まずは「開いているページを3行で要約して」から。この一手が、AIとの距離を一番縮めてくれます。

AIを始めるときに一番もったいないのは、「準備」で疲れてしまうことです。その点、すでにパソコンの中にいるCopilotは、はじめの一歩としてこれ以上ないくらい向いています。

今日はぜひ、Edgeを開いてアイコンをひとつクリックするところまで、やってみてください。それだけで、明日からのパソコンの使い方が少し変わるはずです。

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AIの最新情報、どこで拾っていますか?初心者こそ知っておきたい「Discord(ディスコード)」のはなし

「AIの新しい情報って、みんなどこで手に入れているんだろう?」

そう感じたことはありませんか。ニュースサイトを見ても専門的すぎたり、SNSを追いかけても情報が流れていってしまったり。せっかく興味を持ったのに、置いていかれるような気持ちになる方も多いと思います。

実は、AIに詳しい人たちの多くが集まっている場所があります。それが「Discord(ディスコード)」です。

もともとはゲームを楽しむ人たちの通話アプリとして広まったサービスですが、いまでは世界で2億人以上が使う場になり、AI好きの人たちが情報交換をする拠点にもなっています。日本語のAIコミュニティも数千人規模のものがいくつも動いています。

この記事を読むとわかることは、次の3つです。

  • Discordがどんなものなのか(LINEやSNSとの違い)
  • なぜAIの情報がDiscordに集まっているのか
  • パソコンが苦手な方でも今日から安全に始める手順

専門用語はできるだけ使わずに説明していきますので、「聞いたことはあるけど、よく知らない」という方も安心して読み進めてください。

Discord(ディスコード)とは、ひとことで言うと何なのか

Discordをひとことで表すなら、**「話題ごとに部屋が分かれている、大きなLINEグループ」**です。

LINEのグループを思い出してみてください。ひとつのグループの中で、飲み会の日程の話も、写真の共有も、雑談も、ぜんぶ同じ画面に流れてきますよね。あとから「あの情報どこだっけ」と探すのが大変だった経験はないでしょうか。

Discordはここが違います。ひとつの集まりの中に、あらかじめ用途別の部屋が用意されているのです。

覚えておきたい言葉は2つだけ

Discordを使ううえで最低限おさえておきたい言葉は、たった2つです。

1つめは「サーバー」。これは集まりそのもの、つまりコミュニティ全体を指します。「AI好きが集まるサーバー」「会社のチームのサーバー」といった使い方をします。LINEでいう「グループ」だと思っていただければ大丈夫です。「サーバー」という言葉が技術的で身構えてしまうかもしれませんが、実態はただの「お部屋の集合体」です。

2つめは「チャンネル」。これがサーバーの中にある個別の部屋です。「はじめまして」「質問はこちら」「今日のAIニュース」「雑談」といった具合に、話題ごとに分かれています。

つまり、サーバーという建物の中に、チャンネルという部屋がいくつも並んでいるイメージです。自分が興味のある部屋だけを覗けばいいので、情報が整理されていて追いかけやすいのが特徴です。

チャンネルには文字でやり取りする「テキストチャンネル」と、声で話す「ボイスチャンネル」の2種類があります。ボイスチャンネルは、部屋の名前を押すだけで通話に入れる仕組みです。電話のように相手を呼び出す必要がなく、「開いている部屋に入っていく」感覚に近いので、勉強会やもくもく作業の場としてよく使われています。

なぜ、AIの情報はDiscordに集まっているのか

ここが今日いちばんお伝えしたいところです。理由は大きく3つあります。

理由1:新しいツールほど、まずDiscordに現れる

AIの世界は動きが速く、新しいサービスが毎週のように登場します。そういった新しいツールを作っている人たちは、公式サイトを整えるより先に、Discordに集まりの場を作ることがとても多いのです。

実際に、画像を作るAIとして有名な「Midjourney(ミッドジャーニー)」は、もともとDiscordの中で画像を作る仕組みからスタートしました。使い方の質問も、うまくいった作品も、すべてDiscordの中でやり取りされていたわけです。

つまりDiscordは、ニュースになる前の情報が流れている場所なのです。

理由2:「実際に使っている人」の生の声が読める

ネットの記事は、どうしても「良いことが書かれがち」です。一方Discordのコミュニティでは、実際にツールを触っている人たちが「ここでつまずいた」「この設定にしたらうまくいった」と書き込んでいます。

失敗談や、うまくいかなかった話まで読めるのは、これから始める人にとって本当に貴重です。私自身、AIを教える立場としても、教科書に載っていない「実際のつまずきポイント」はこうした場所から学ばせてもらうことが多くあります。

理由3:質問できる相手がいる

ひとりでAIを触っていると、小さなつまずきで止まってしまいます。「エラーが出たけど何が悪いのかわからない」「そもそもこの画面で合っているの?」といった、人に聞けば30秒で解決することに何時間もかかってしまう。これはとてももったいないことです。

Discordのコミュニティには、たいてい質問用のチャンネルがあります。同じところでつまずいた人が過去に質問していることも多く、遡って読むだけで解決することも珍しくありません

2026年のDiscordは、さらに初心者にやさしくなっている

最近のDiscordには、AIを使った便利な機能も加わってきました。たとえば、書き込みが多いチャンネルの内容を要約してくれる機能です。しばらく見ていなかった部屋でも、「どんな話題が出ていたか」をまとめて把握して、気になるところだけ読みに行けます。

情報量に圧倒されて離脱してしまう、という初心者のいちばんの悩みが、少しずつ解消されてきているのです。

初心者でも今日からできる3つのこと

では、具体的に何から始めればよいのでしょうか。難易度の低い順に3つご紹介します。

ステップ1:アプリを入れて、アカウントを作る(所要10分)

まずはスマートフォンのアプリストア、またはパソコンの検索から「Discord」を入れましょう。無料です。

登録に必要なのはメールアドレスと、表示される名前くらいです。本名である必要はまったくありません。ニックネームで大丈夫ですし、あとから変更もできます。

ここで大事なポイントがひとつ。プロフィールに本名や勤務先など、個人が特定できる情報は書かないでおきましょう。Discordは基本的に知らない人も見られる場です。SNSと同じ感覚で、慎重に始めるのがおすすめです。

ステップ2:まずは「読むだけ」でひとつ参加してみる(所要5分)

アカウントができたら、興味のあるコミュニティにひとつだけ参加してみましょう。参加には「招待リンク」と呼ばれるURLが必要です。気になるAIツールの公式サイトや、AI発信をしている方のSNSに貼られていることが多いです。

そのリンクを押すとDiscordが立ち上がり、どんな集まりなのかを確認する画面が出ます。内容を見て「参加する」を押せば完了です。面倒な審査も、お金もかかりません(一部の有料コミュニティを除きます)。

そして最初の1週間は、何も書き込まなくて大丈夫です。「挨拶しないと失礼かな」と気にされる方が多いのですが、Discordのコミュニティは読むだけの人がほとんどです。まずは眺めて、雰囲気に慣れることを優先してください。

ステップ3:通知を「自分に必要な分だけ」に絞る(所要3分)

Discordを始めた方が最初に挫折する理由、その第1位が**「通知が多すぎる」**です。

活発なコミュニティに入ると、1日に何百件も書き込みがあります。そのすべてが通知されたら、うんざりしてしまうのも当然です。

参加したらすぐ、サーバー名を長押し(パソコンなら右クリック)して、通知設定を開いてください。そこで「@mentionのみ」を選んでおきましょう。これは「自分が名指しで呼ばれたときだけ知らせてね」という設定です。

これだけで、Discordは必要なときに自分から見に行く、静かな場所に変わります。この設定を知らないまま「うるさいからやめた」という方が本当に多いので、ぜひ最初にやっておいてください。

参加するときに気をつけたい、たったひとつのこと

最後に、安全に使うための注意点をお伝えします。

Discordでは、見知らぬ相手から個別のメッセージが届くことがあります。その中には残念ながら、怪しい投資の話や、「特別なAIツールを紹介します」といった勧誘も混ざっています。

判断の基準はシンプルです。知らない相手から届いたリンクは、開かない。これだけ守っていただければ、大きなトラブルはまず起きません。

コミュニティの中の公開された場所でのやり取りは、多くの人の目があるので比較的安全です。危ないのは1対1のやり取りだと覚えておいてください。

まとめ

今日お伝えしたことを、3点に整理します。

  1. Discordは「話題ごとに部屋が分かれた大きなLINEグループ」。覚える言葉はサーバー(集まり)とチャンネル(部屋)の2つだけで十分です。
  2. AIの最新情報は、ニュースになる前にDiscordを流れている。実際に使っている人の失敗談まで読めるのが、記事にはない価値です。
  3. 始め方は「アプリを入れる→ひとつ参加する→通知を絞る」の3ステップ。最初の1週間は読むだけで構いません。

AIの学びで大切なのは、ひとりで抱え込まないことだと私は考えています。同じところでつまずいた人がいる場所を知っているだけで、進むスピードはまったく変わってきます。

まずはアプリを入れて、気になるコミュニティをひとつ覗いてみるところから始めてみませんか。読むだけでも、見えてくる景色があるはずです。

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メモも予定も資料もバラバラ…を1か所に。AI時代の第二の脳Notion(ノーション)を初心者向けにやさしく解説

「あのメモ、どこに書いたっけ?」

スマホの標準メモに書いた買い物リスト、パソコンのフォルダに入れた企画書、カレンダーに入れた予定、家族と共有したLINEのメッセージ。気づけば情報があちこちに散らばっていて、探すだけで5分、10分と溶けていく。そんな経験はありませんか。

今日ご紹介するのは、その「バラバラ問題」をまるごと引き受けてくれる道具、**Notion(ノーション)**です。しかも2026年のいま、Notionは単なるメモ帳ではなく「ためた情報にAIが答えてくれる場所」に変わりつつあります。

この記事を読むと、次の3つがわかります。

  • Notionとはそもそも何なのか(難しい言葉なしで説明します)
  • なぜ2026年のいま、AIとセットで注目されているのか
  • パソコンが苦手な方でも、今日から始められる3つのステップ

Notionとは? ひとことで言うと「なんでも入る大きなバインダー」

Notionは、メモ・予定・資料・リンク・写真などを、すべて同じ場所にしまっておけるアプリです。パソコンでもスマホでも使えて、基本的な機能なら無料で始められます。

イメージしやすいように、身近なものに例えてみますね。

Notionは、仕切りを自由に足せる大きなバインダーです。

普通のノートは、最初から「日記用」「家計簿用」と用途が決まっていますよね。でもNotionのバインダーは、中身をあとから自由に足したり、仕切りを増やしたり、並べ替えたりできます。

  • 「読んだ本のメモ」というページを作る
  • その中に「2026年に読んだ本」という一覧表を作る
  • 表の1行をクリックすると、その本の感想ページが開く

こんなふうに、メモ帳とExcelのような表が合体しているのがNotionの一番の特徴です。ここが、いわゆる普通のメモアプリとの決定的な違いになります。

具体的には、こんな使われ方をしています。

  • 個人:日記、家計簿、読書メモ、旅行の計画、レシピ集
  • 仕事:議事録、タスク管理(やることリスト)、企画書、社内マニュアル
  • 家庭:買い物リストの共有、子どもの学校の予定、保険や契約の控え

つまり、「紙のノート」「Excel」「共有フォルダ」でバラバラにやっていたことを、ひとつのアプリにまとめられる、ということです。


2026年のいま、Notionが注目されている本当の理由

ここからが今日の本題です。

Notionは以前から人気のあるアプリでしたが、ここ1年ほどで性格が大きく変わりました。きっかけは、2025年9月に発表された「Notion 3.0」という大型アップデートです。このとき、AIが本格的にNotionの中に入ってきました。

そして2026年に入ってからも、スマホでのAI対応や、使うAIを選べる仕組みなど、改良が続いています。

初心者の方に知っておいていただきたいのは、次の3つです。

① 自分がためた情報に、話しかけて質問できる

これが一番の変化です。

これまでのAI(ChatGPTなど)は、インターネット上の一般的な知識には答えてくれますが、「うちの会社のルール」や「私が去年書いたメモ」は知りませんでした。

Notionの場合は違います。自分がNotionに書きためた情報の中から答えを探してくれます。

  • 「去年の夏に書いたセミナーの反省メモ、要点を3つにまとめて」
  • 「この1年で読んだ本の中から、仕事に関係するものだけ一覧にして」

こんなお願いができるわけです。書いた本人ですら忘れている情報を、AIが掘り起こしてくれる。だからNotionは「第二の脳」と呼ばれることがあります。

② 会議のメモを、AIが勝手に作ってくれる

打ち合わせの音声を記録しておくと、AIが自動で内容をまとめてくれる機能があります。「決まったこと」「次にやること」といった形に整理してくれるので、会議中に必死でメモを取る必要が減ります。

要約の形式を自分好みに指定できる機能も追加され、実務でかなり使いやすくなってきました。

③ AIエージェント(自分で作業を進めるAI)が動く

「エージェント」とは、指示を出すと自分で手順を考えて作業してくれるAIのことです。

たとえば「毎週金曜に、今週の作業ログをまとめて報告用のページを作っておいて」とお願いしておくと、そのとおりに動いてくれる、というイメージです。まだ万能ではありませんが、「AIに任せる」という時代の入り口が、身近なアプリの中に来たということですね。


初心者が今日からできる3つのこと

「便利そうだけど、難しそう…」と感じた方へ。実は、Notionでつまずく人のほとんどが最初から作り込みすぎているだけなんです。おすすめの順番は次のとおりです。

ステップ1:まずは無料で登録して、1ページだけ作る

公式サイト(notion.so)からメールアドレスで登録できます。個人利用なら無料プランで十分に始められます。

登録できたら、いきなり凝ったものを作ろうとしないでください。「今日のメモ」という1ページを作って、思いついたことを書くだけでOKです。使い心地を体で覚えるのが先です。

ステップ2:テンプレートを借りてくる

Notionには、先輩ユーザーが作った「型」がたくさん公開されています。家計簿、読書記録、タスク管理など、すでに完成した形をボタンひとつで自分のNotionに取り込めます。

ゼロから作ろうとすると必ず挫折します。まず借りて、使いながら少しずつ自分好みに直すのが、いちばんの近道です。

ステップ3:ためた情報をAIに要約させてみる

1〜2週間ほどメモがたまってきたら、AIに話しかけてみましょう。

「今週のメモから、やり残していることだけ抜き出して」

たったこれだけで、Notionが単なるメモ帳ではないことを実感できるはずです。無料プランでもAIの機能は回数の範囲内でお試しできますので、まずは体験してみてください。


始める前に知っておきたい注意点

良いことばかり書いてもフェアではないので、正直なところもお伝えします。

  • 最初は「自由すぎて」戸惑います。何でもできる分、決まった正解がありません。だからこそテンプレートから始めるのがおすすめです。
  • 本格的に使うなら有料プランの検討が必要になります。無料プランでも個人利用は十分ですが、AIをたくさん使ったり、チームで本格運用したりする場合は有料が前提になります。料金は改定されることがあるので、申し込み前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。
  • 機密情報の扱いは慎重に。お客様の個人情報や、会社の重要な契約内容などをどこまで置くかは、勤め先のルールを確認してからにしましょう。これはNotionに限らず、すべてのクラウドサービスに共通する心構えです。

まとめ

今日の内容を3つに整理します。

  1. Notionは「なんでも入る大きなバインダー」。メモ・予定・資料・表を、ひとつの場所にまとめられるアプリです。
  2. 2026年のいま、Notionは「ためた情報にAIが答えてくれる場所」に進化しました。自分の書いたメモを掘り起こしてくれる、会議の記録をまとめてくれる、指示すれば自分で作業を進めてくれる。ここが従来のメモアプリとの決定的な違いです。
  3. 始め方は「1ページだけ作る」で十分。作り込みは後回しにして、テンプレートを借りながら、少しずつ育てていきましょう。

AIを使いこなす人と、そうでない人の差は、実は「すごいAIを知っているかどうか」ではありません。AIに渡せる自分の情報が、手元にたまっているかどうかです。

その情報の置き場所として、Notionはとても頼りになる相棒になってくれます。今日はまず、アプリを開いて1行だけ書いてみる。そこから始めてみませんか。

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パソコンを開かないとAIは使えない、と思っていませんか?スマホのGeminiで今日からできる3つのこと

「AIを使ってみたいけど、結局使わないまま終わってしまう」

セミナーでこうお話しされる方は、本当に多いです。そして理由を伺ってみると、意外と技術的な難しさではありません。一番多いのは、「パソコンを立ち上げるのが面倒だった」というものです。

思い立った瞬間は台所にいたり、電車の中だったり、買い物の途中だったり。わざわざ机に座ってパソコンを開くころには、聞きたかったことを忘れている。よくわかります。

そこでこの記事では、GoogleのAI「Gemini(ジェミニ)」をスマホで使う方法をご紹介します。この記事を読むとわかることは、次の3つです。

  • スマホのGeminiは何ができるのか(パソコンとの違い)
  • iPhone・Androidでの始め方
  • 今日すぐ試せる、初心者向けの使い方3つ

結論を先にお伝えすると、スマホのGeminiは「打たなくていい・見せればいい」のが一番の強みです。文字入力が苦手な方こそ、向いています。

スマホのGeminiは、パソコンと何が違うのか

同じGeminiでも、スマホにはスマホにしかできないことがあります。ポイントは3つです。

1. 声で話しかけられる

キーボードを打たなくても、話しかけるだけで答えてくれます。「Gemini Live(ジェミニ・ライブ)」という機能を使うと、電話で相談しているように会話を続けられます。

しかも、途中で口をはさんでも大丈夫です。「あ、ちょっと待って、そうじゃなくて」と言えば、ちゃんと話を切り替えてくれます。人と話すときの感覚に近いので、AIに指示を出すのが苦手な方ほど楽に感じられるはずです。

2. カメラを向けて「これ何?」と聞ける

これがスマホならではの、いちばん便利なところです。

会話中にカメラを起動して、目の前のものを見せながら質問できます。「このボタン、どっちを押せばいいの?」「この植物、水はどれくらい必要?」——言葉で説明しにくいものを、そのまま見せて聞けるのです。

たとえば、こんな場面で役に立ちます。

  • 洗濯機や炊飯器の見慣れない表示を見せて「これはどういう意味ですか」と聞く
  • 散らかった引き出しを見せて「どう片づけたら使いやすくなりますか」と相談する
  • 壊れかけの家電を見せて「自分で直せそうですか」と確認する

「なんて検索したらいいかわからない」という困りごとに、とても強いです。検索は言葉にできないと始められませんが、カメラなら見せるだけで済みます。

3. スマホの画面そのものを見せられる

カメラの代わりに、いま自分が見ている画面を見せることもできます。

通販サイトで似た商品を2つ並べて「違いを教えて」と聞く。長いお知らせのページを開いて「要点だけ3つにまとめて」とお願いする。書きかけのメールを見せて「これ、失礼な言い方になっていませんか」と相談する。

画面を見せながら聞けるので、いちいち文章をコピーして貼り付ける手間がありません。

スマホでの始め方

Androidスマホの場合

  1. Playストアで「Gemini」と検索して、アプリを入れます
  2. アプリを開いて、いつも使っているGoogleアカウントでログインします
  3. これで完了です

Androidの場合、これまでの「Googleアシスタント」がだんだんGeminiに置き換わっていく流れになっています。すでにお使いのスマホで、話しかけたときの反応が以前と変わったと感じている方は、その切り替えが進んでいるのかもしれません。

iPhoneの場合

  1. App Storeで「Gemini」と検索して、アプリを入れます
  2. Googleアカウントでログインします

もしアプリが見つからない場合は、「Google」アプリを入れて、その中のGeminiのタブから使う方法もあります。お使いの機種やアプリの状態によって表示が違うことがあるので、ご自身の画面で確かめてみてください。

なお、iPhoneの場合、Siriを呼び出したときにGeminiが答えてくれるわけではありません。Geminiに聞きたいときは、Geminiのアプリを開いて使う形になります。

初心者でも今すぐできること(3つ)

難しくないものから順に3つ、ご紹介します。全部やっても30分かかりません。

その1:声で「言い換え」を頼んでみる(5分)

まずは声で話しかけることに慣れましょう。おすすめの最初の一言は、これです。

「今から言う文章を、もう少しやわらかい言い方に直してください」

そのあとに、書きかけのメールやLINEの文章を読み上げてみてください。「明日は行けません」を「あいにく明日は都合がつかず…」のように整えてくれます。

打つより話すほうが速い、という感覚をここで味わっていただけると思います。

その2:家の中の「わからないもの」にカメラを向ける(10分)

次はカメラです。家の中を見回して、前から気になっていたものを探してみてください。

  • 意味のわからない家電のボタンやマーク
  • 名前を知らない観葉植物
  • 説明書をなくしてしまった何か

カメラを向けて「これは何ですか」と聞くだけです。検索するより速く答えが返ってくることに、少し驚くかもしれません。

その3:買い物や手続きの画面を見せて相談する(15分)

最後は画面を見せる使い方です。実生活で一番効くのは、この使い方だと思います。

通販サイトで迷っている商品を開いて、「予算1万円で、洗濯物が多い家庭に向いているのはどっちですか」と聞いてみてください。あるいは、届いた案内メールを開いて「私がやるべきことと、期限だけ教えて」と聞く。

「読むのが面倒なもの」を代わりに読んでもらう——ここが、日々のいちばん大きな時短になります。

使うときに気をつけたいこと

便利さの裏側で、2つだけ気をつけていただきたいことがあります。

1つめは、カメラや画面に写すものです。 通帳や保険証、クレジットカード、家族の顔などが写り込まないように気をつけてください。「見せる」使い方だからこそ、意図せず余計なものが写ってしまうことがあります。

2つめは、答えをうのみにしないことです。 AIは自信たっぷりに間違えることがあります。特に、お金・健康・法律・手続きの期限に関わることは、必ず公式の情報や窓口で確かめてください。「AIに下調べをしてもらって、最終確認は自分でする」——この順番を守れば安心です。

まとめ

今日のポイントを3つに整理します。

  1. スマホのGeminiの強みは「打たなくていい・見せればいい」ことです。 声で話しかけられて、カメラや画面を見せながら相談できます。文字入力が苦手な方にこそ向いています。
  2. 始め方はアプリを入れてログインするだけです。 AndroidはPlayストア、iPhoneはApp Storeから。数分で使い始められます。
  3. 「なんて検索したらいいかわからない」場面で一番役立ちます。 家電の表示、名前を知らないもの、長い案内メール——見せて聞けば済みます。

AIが続かない一番の原因は、実は「難しさ」ではなく「面倒くささ」です。ポケットの中で使えるようになると、この面倒くささがなくなります。

まずは今日、スマホからひとつだけ話しかけてみてください。それだけで十分な一歩です。

このブログでは、AIをこれから使ってみたい方に向けて、やさしい言葉での解説をお届けしています。「こんなこと聞いてもいいのかな」と思うようなことこそ、遠慮なくお寄せくださいね。

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Difyで本当にAIチャットボットを作ってみた。初心者がぶつかった「3つの壁」と、その越え方

「Difyというツールを使えば、プログラミングなしで自分専用のAIが作れるらしい」

そう聞いて登録はしてみたものの、画面を開いた瞬間に手が止まってしまった——そんな経験はありませんか。

実は私も、まったく同じところでつまずきました。そこで今回は、実際に**「セミナーの申込チャットボット」を自分の手で作ってみた体験**を、包み隠さずお伝えします。

この記事を読むとわかること:

  • Difyで実際に何を作れるのか、具体的な完成イメージ
  • 初心者が必ずと言っていいほどつまずく3つのポイント
  • そのつまずきを、どう回避すればいいのか

きれいな成功談ではなく、「ここで詰まりました」という実感のこもった話なので、これから触ってみたい方の遠回りを減らせるはずです。


まず、何を作ったのか

私が作ったのは、自分のAIセミナーの「受付係」をしてくれるチャットボットです。

利用者がチャットで話しかけると、次の3つを自動で判断して答えてくれます。

  1. 「料金はいくらですか?」といった内容の質問 → セミナー資料をもとに回答
  2. 「申し込みたいです」という申込の意思表示 → 名前・メールアドレス・希望日を順番に聞き取り
  3. 「今日は暑いですね」といった雑談 → 感じよく応じつつ、セミナーの案内に自然につなげる

制作時間は、およそ1時間半。コードは1行も書いていません。

そして正直に言うと、そのうち30分近くは「うまく動かない理由がわからない」時間でした。その30分の中身こそが、今日いちばんお伝えしたいところです。


壁その1:「どのタイプで作ればいいの?」問題

Difyでアプリを作ろうとすると、いきなり選択を迫られます。「チャットボット」「チャットフロー」「ワークフロー」「エージェント」——似た言葉が並んでいて、初心者にはまず、この時点で選べません。

覚えるのは、たった2つでいい

結論から言うと、最初は2つだけ覚えれば十分です。

チャットフローは、会話しながら進むタイプです。相手の返事を受けて次の質問をする、という往復のやりとりに向いています。受付・相談窓口・問い合わせ対応はこちらです。

ワークフローは、入力して、処理して、出して終わりのタイプです。会話はしません。「テーマを入れたらSNSの投稿文が出てくる」「議事録を入れたら要約が出てくる」といった作業の自動化はこちらです。

私は受付係を作りたかったので、チャットフローを選びました。

つまずかないコツ

「相手と会話する必要があるか?」だけで判断してください。 会話が必要ならチャットフロー、必要ないならワークフロー。これだけで、最初の関門はほぼ突破できます。

ちなみに、初めて触る方にはワークフローのほうがおすすめです。入力と出力が一直線で、どこで何が起きているかが目で追いやすいからです。会話タイプは、後述する「記憶」の設定が絡んでくるぶん、少しだけ難易度が上がります。


壁その2:資料を読ませたのに、答えてくれない

Difyの一番の魅力は、自分の資料を読ませたAIが作れることです。この仕組みをRAG(ラグ:AIに手持ちの資料を参照させながら答えさせる仕組み)と呼びます。

私も、セミナーの案内文をテキストファイルにして読み込ませました。ところが最初のテストで「料金はいくらですか?」と聞いたら、返ってきたのは——

「セミナーの料金については、担当者にご確認ください」

資料には「3,000円」とはっきり書いてあるのに、です。

原因は、たいてい「つなぎ忘れ」

調べてわかった原因は、拍子抜けするほど単純でした。資料を登録しただけで、AIに「その資料を見なさい」と渡していなかったのです。

Difyでは、資料の置き場(ナレッジ)と、答えを作るAI部分が別々の部品になっています。資料を登録しただけでは、AIはその存在を知りません。「資料を探す部品」を置いて、その結果をAIに渡す——この接続をして、初めて資料が使われます。

料理でたとえるなら、冷蔵庫に食材を入れただけで、シェフに「冷蔵庫を見てね」と伝えていなかった状態です。シェフは何も知らないまま、手持ちの知識で適当に作ってしまいます。

つまずかないコツ

うまく答えてくれないときは、次の順番で確認してみてください。

  1. 資料を探す部品を置いたか(置き忘れがいちばん多い原因です)
  2. その結果を、AIに渡す設定にしたか
  3. 資料の中に、その言葉が本当に書いてあるか(「料金」と聞かれても、資料に「参加費」としか書いていないと、うまく見つけられないことがあります)

3つめは意外な盲点です。読ませる資料は、想定される質問と同じ言葉づかいで書いておくと、精度がぐっと上がります。


壁その3:さっき言ったこと、忘れてる

いちばん驚いたのがこれです。申込の受付を試したときのやりとりが、こうなりました。

AI「お名前を教えてください」 私「山田太郎です」 AI「お名前を教えてください」

はい、と答えたのに、また同じことを聞かれる。永久ループです。

原因は「記憶」のスイッチ

これも設定ひとつでした。AIに文章を作らせる部品には、「メモリ」(それまでの会話を覚えておく設定)という項目があり、これが初期状態ではオフになっていたのです。

オフの状態だと、AIは毎回「初対面」として振る舞います。前の発言をまったく覚えていないので、何度でも同じ質問を繰り返してしまう、というわけです。

つまずかないコツ

会話が続くタイプのアプリを作るときは、メモリを必ずオンにする。 これだけ覚えておけば大丈夫です。

逆に、1回きりの処理(要約や翻訳など)では、オフのままで問題ありません。むしろ余計な履歴が混ざらないぶん、結果が安定します。


初心者でも今すぐできること

体験を踏まえて、遠回りしない進め方を3つ、難易度の低い順にご紹介します。

1. まずは「会話しないアプリ」を1つ作る(30分)

いきなりチャットボットを作らないでください。入力して、出力されて終わりのシンプルな仕組みから始めるのがおすすめです。

たとえば「文章を入れたら、やさしい言葉に書き直してくれる」だけのアプリ。部品は3つ(入力・AI・出力)で完成します。まずここで、部品を線でつなぐ感覚を体に入れてしまいましょう。

2. できあがった見本を、そのまま動かす(30分)

Difyには完成済みの見本(テンプレート)が数多く用意されていて、選ぶだけですぐ動かせます。2026年に入ってからは、他の利用者が作った仕組みを探して取り込める仕組みも整ってきました。

大事なのは、ゼロから作ろうとしないこと。完成品を触って中身を覗くほうが、説明を10回読むより早く理解できます。

3. 自分の資料を1つだけ読ませて、3回質問する(1時間)

手持ちのPDFやテキストを1つだけ選んで読み込ませ、実際に質問してみましょう。

このとき、うまく答えられなかった質問をメモしておくのがポイントです。その1つ1つが、「資料の書き方をどう直せばいいか」を教えてくれます。私の場合も、資料の見出しを質問されそうな言葉に書き換えただけで、答えの精度がはっきり変わりました。


使う前に知っておきたいこと

念のため、注意点も2つだけ添えておきます。

1つめは、お客様の個人情報や社外秘の資料の扱いです。 業務で使う場合は、必ず会社のルールを確認してからにしてください。

2つめは、最終確認は人が行うという前提です。 資料を読ませても、AIが誤って伝える可能性はゼロにはなりません。特に金額や日程など、間違うと困る情報は、人の目を通す運用にしておくと安心です。


まとめ

今日お伝えしたことを、3点に整理します。

  1. アプリの種類は「会話が必要か」だけで選ぶ。 必要ならチャットフロー、不要ならワークフロー。最初はワークフローから始めるのがおすすめです。
  2. 資料を読ませても答えないときは、たいてい「つなぎ忘れ」。 資料を登録しただけでは、AIはその存在を知りません。
  3. 会話が続くアプリでは、記憶(メモリ)を必ずオンに。 同じ質問を繰り返すときは、ここを疑ってください。

つまずいたポイントを3つ並べましたが、裏を返せば、この3つさえ知っていれば、初心者でも1時間半で動くものが作れるということでもあります。

そしてもうひとつ。実際に作ってみて強く感じたのは、「うまく動かない理由を探す時間」がいちばんの勉強になるということでした。動かない原因を1つずつ潰していく過程で、その仕組みが何をしているのかが、自然と腑に落ちてきます。

まずは部品3つの、いちばん簡単なものから。今週末の30分を、そこに使ってみませんか。

当ブログでは、これからもAI初心者の方に向けて、実際に手を動かせる情報をお届けしていきます。ぜひまた覗きに来てくださいね。

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プログラミングなしで「自分専用AI」が作れる?話題のツール「Dify(ディフィ)」を初心者向けにやさしく解説

「ChatGPTは使えるようになったけど、毎回同じ説明を打ち込むのが面倒……」 「うちの会社の資料を覚えたAIに、社員から来る質問に答えてほしい」

そんなふうに感じたことはありませんか。

実はいま、こうした「自分専用のAI」を、プログラミングの知識ゼロで作れるツールが注目を集めています。それがDify(ディフィ)です。

この記事では、

  • Difyとは何なのか、何ができるのか
  • ChatGPTと何が違うのか
  • 初心者が今日から試せる具体的な手順

を、専門用語をできるだけ使わずにご紹介します。読み終わるころには、「これなら自分にも作れそう」と思っていただけるはずです。


Difyとは?ひとことで言うと「AIアプリの組み立てキット」

Difyは、アメリカのLangGenius(ラングジーニアス)という会社が開発した、AIを使ったアプリをノーコード(プログラミングを書かずに)で作れるサービスです。「Define(定義する)」と「Modify(改良する)」という2つの英単語を組み合わせた名前だと言われています。

イメージとしては、AI版のレゴブロックが一番近いかもしれません。

画面上に「質問を受け取る」「資料を探す」「AIに考えさせる」といったブロックが用意されていて、それをマウスでドラッグして線でつなげていく。それだけで、ひとつのAIアプリが完成します。コードを1行も書く必要はありません。

ChatGPTと何が違うの?

ここが多くの方がつまずくポイントなので、丁寧に説明しますね。

**ChatGPTは「その場で相談する相手」**です。毎回チャット画面を開いて、こちらから話しかけて、返事をもらう。会話が終われば、そのやりとりはリセットされます。

**Difyは「仕組みを作る道具」**です。「こういう質問が来たら、この資料を見て、こういう答え方をする」というルールをあらかじめ組み立てておき、それを他の人にも使ってもらえる形にできます。

たとえば料理でたとえるなら、ChatGPTは「その都度シェフに作ってもらう」、Difyは「自分のレシピを登録した自動調理器を用意する」ようなイメージです。


Difyでできること

Difyで作れるものは、大きく分けて4種類あります。

1. チャットボット(自動で答えてくれる相談窓口)

一番わかりやすいのがこれです。「よくある質問に自動で答えてくれる窓口」を作れます。

社内で「有給休暇の申請方法は?」「経費精算の締め日はいつ?」といった同じ質問が繰り返される会社は多いですよね。そうした質問に24時間答えてくれる窓口を、自分で用意できます。

2. RAG(自分の資料を読み込ませたAI)

RAG(ラグ)とは、AIに自分たちの資料を読ませたうえで答えさせる仕組みのことです。専門用語なので難しく聞こえますが、やっていることはシンプルです。

通常のChatGPTは、あなたの会社のマニュアルや、あなたが書いた講座の資料は知りません。でもDifyなら、PDFやWord文書をアップロードするだけで、AIが「その資料を読んだうえで」答えてくれるようになります。

つまり、**「うちの事情をわかっているAI」**が作れるということです。

3. ワークフロー(作業の流れを自動化する)

「アンケートの回答を受け取る → 内容を要約する → 良い意見と改善点に分ける → 表にまとめる」

こうした一連の作業の流れを、あらかじめ組み立てて自動化できます。毎月やっている定型作業がある方には、特に相性がいい機能です。

4. AIエージェント(AIが自分で考えて動く)

2026年にいちばん注目されているのがこの分野です。エージェントとは、ざっくりした指示を出すだけで、AIが手順を自分で考えて実行してくれる仕組みのこと。

「この商品について競合を調べて、比較表にまとめて」とお願いすると、AIが「まず検索して、次に情報を整理して、最後に表にする」という手順を自分で組み立てて動いてくれます。Difyでは、こうしたエージェントもブロックを並べる感覚で作れます。


初心者でも今すぐできること

「便利そうなのはわかったけど、何から始めればいいの?」という方へ。難易度の低い順に3つご紹介します。

ステップ1:無料プランに登録して、画面を眺めてみる(所要15分)

Difyには無料で試せるプランが用意されています。メールアドレスがあれば登録でき、いきなりお金がかかることはありません。

最初はアプリを作ろうとせず、まず画面を開いて眺めるだけで十分です。「こういうブロックがあるんだな」「テンプレートがたくさんあるな」と眺めておくだけで、次のステップがぐっと楽になります。

なお、無料プランで使える回数や登録できるアプリの数は変更されることがあるので、最新の条件は公式サイトでご確認ください。

ステップ2:テンプレートを1つ、そのまま動かしてみる(所要30分)

Difyには、あらかじめ完成した見本(テンプレート)がたくさん用意されています。

おすすめは「翻訳ボット」や「文章要約ボット」など、シンプルなものです。テンプレートを選んで「作成」を押すだけで、その場で動くAIアプリが手に入ります。

ここで大事なのは、ゼロから作ろうとしないこと。まずは完成品を触って、「あ、こう動くのか」と体感するのが上達の近道です。

ステップ3:自分の資料を1つだけ読み込ませてみる(所要1時間)

慣れてきたら、いよいよ「自分専用」に踏み込みます。

手持ちのPDFやWord文書を1つだけ選んで、Difyに読み込ませてみましょう。会社のマニュアルでも、自分が過去に作った資料でも構いません。

そのうえで「この資料の中で、〇〇について書いてある部分を教えて」と質問してみてください。ちゃんと答えが返ってきたら、それがあなたの作った**最初の「自分専用AI」**です。


使う前に知っておきたい注意点

いいことばかりお伝えするのはフェアではないので、気をつけたい点も3つ挙げておきます。

1つめは、機密情報の取り扱いです。 お客様の個人情報や、社外秘の資料をアップロードする場合は、必ず会社のルールを確認してください。「便利だから」と勝手に業務資料を入れてしまうのは危険です。

2つめは、料金の仕組みです。 Dify自体の無料プランはありますが、その裏側で動くAI(ChatGPTなど)の利用料が別途かかる場合があります。本格的に使う前に、費用の全体像を確認しておくと安心です。

3つめは、答えが必ず正しいとは限らないことです。 資料を読み込ませても、AIが誤った要約をする可能性はゼロではありません。最終確認は必ず人間が行うという前提で使いましょう。

まとめ

今日お伝えしたことを、3点に整理します。

  1. Difyは「AIアプリの組み立てキット」。プログラミングなしで、マウス操作だけで自分専用のAIが作れます。
  2. ChatGPTが「相談相手」なら、Difyは「仕組みを作る道具」。同じ作業を繰り返している人ほど効果が大きいツールです。
  3. 始め方は、無料登録 → テンプレートを動かす → 自分の資料を1つ読み込ませるの3ステップ。いきなりゼロから作ろうとしないのがコツです。

AIツールは「知っているだけ」では何も変わりません。でも、15分だけ画面を開いてみるなら、今日からできますよね。

まずは無料プランに登録して、テンプレートを1つ動かしてみてください。「AIを使う人」から「AIを組み立てる人」への第一歩は、そこから始まります。

当ブログでは、これからもAI初心者の方に向けて、実際に手を動かせる情報をお届けしていきます。ぜひまた覗きに来てくださいね。

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【2026年7月最新】NotebookLMが「Gemini Notebook」に名前を変えました|初心者がまず知っておきたいことをやさしく解説

「資料を読む時間が足りない」「長いPDFを全部読むのがつらい」——そんなお悩み、ありませんか。

そんなときに頼りになるのが、Googleが提供している「NotebookLM(ノートブックエルエム)」というサービスです。実はこのNotebookLM、2026年7月16日(アメリカ時間)に「Gemini Notebook(ジェミニ・ノートブック)」という新しい名前に変わりました。

「名前が変わったってことは、使えなくなるの?」と不安になった方もいるかもしれません。結論からお伝えすると、心配はいりません。今まで作ったノートはそのまま使えますし、やることも基本的には変わりません。

この記事を読むと、次のことがわかります。

  • Gemini Notebook(旧NotebookLM)とはそもそも何なのか
  • 今回の名前変更で何が変わって、何が変わらないのか
  • 初心者の方が今日から試せる、かんたんな使い方3つ

難しい言葉はできるだけ使わずにご説明しますので、どうぞ気楽に読み進めてください。


そもそもGemini Notebook(旧NotebookLM)とは?

ひとことで言うと、**「自分が渡した資料だけを読んでくれる、専属の調べもの担当者」**です。

ふつうのAIチャットは、インターネット上のいろいろな情報をもとに答えを返します。便利な反面、「この答えってどこから持ってきたの?」がわかりにくい、という弱点がありました。

一方でGemini Notebookは、あなたがアップロードした資料の中だけを読んで答えてくれます。たとえば、こんな資料を読み込ませることができます。

  • PDFファイル(マニュアル、報告書、契約書など)
  • Googleドキュメント・Googleスライド
  • ウェブサイトのページ
  • YouTubeの動画
  • 音声ファイル(会議の録音など)

たとえば、50ページある社内マニュアルを読み込ませて「経費精算の締め切りっていつ?」と聞けば、その場で答えが返ってきます。しかも「マニュアルの何ページ目に書いてありましたよ」と、根拠まで示してくれるのです。

つまり、**「読むのが大変な資料を、代わりに読んで説明してくれる仕組み」**ということですね。

Googleの発表によると、すでに世界中で3,000万人以上の方、60万を超える組織が使っているそうです。


今回の名前変更で、何が変わったの?

変わったこと

1. 名前とロゴが変わりました

「NotebookLM」から「Gemini Notebook」へ。ロゴもGeminiシリーズでおなじみの、青と紫のグラデーションに変わりました。

これは、Googleが生成AI(文章や画像を作り出すAI)のサービスを「Gemini」という名前にまとめていく流れの一環です。ChatGPTやClaudeと並んで名前を聞くことの多い「Gemini」の仲間入り、というイメージですね。

2. Google検索やGeminiアプリとの連携が強くなりました

これまでは「自分で資料を用意してから始める」のが基本でした。これからは、ざっくりした質問を投げるだけで、AIがGoogle検索から関連する資料の候補を探してきてくれます。

「何を読めばいいのかもわからない」という段階から使える、というのは初心者の方にとってうれしい変化です。

3. 出せる形が増えました

2026年6月のアップデートで、答えを文章で返すだけでなく、表計算ファイル(Excel)やスライド(PowerPoint)、図やグラフの画像としても出せるようになりました。

変わらないこと

ここが一番大事なところです。

  • これまで作ったノートは、そのまま残ります
  • データの引っ越し作業は必要ありません
  • 基本的な使い方も同じです

名前の切り替えは順番に進んでいくので、しばらくは画面に「NotebookLM」と表示されている方もいらっしゃいます。それも異常ではありませんので、そのままお使いいただいて大丈夫です。


初心者でも今すぐできること3つ

ステップ1:手元のPDFを1つ読み込ませてみる(所要5分)

まずはこれだけで十分です。

  1. Googleアカウントでログインする
  2. 「新しいノートブック」を作る
  3. 手元にあるPDFを1つドラッグして入れる
  4. 「この資料を3行でまとめて」と聞いてみる

説明書でも、自治体から届いたお知らせでも、なんでも構いません。「本当に読んでくれてる」という感覚がつかめると、一気に身近になります。

ステップ2:会議の録音や動画を要約してもらう

音声ファイルやYouTubeの動画も読み込めます。

1時間の打ち合わせ録音を入れて「決まったことと、次にやることを箇条書きにして」とお願いすれば、議事録のたたき台があっという間にできあがります。1時間の録音を聞き直す手間がなくなるのは、かなり大きいと思います。

ステップ3:音声解説(Audio Overview)を作って耳で聞く

これが個人的にいちばんおすすめの機能です。

読み込ませた資料をもとに、まるでラジオ番組のように2人が会話しながら解説してくれる音声を作ってくれます。しかもこの機能、無料プランでも使えます。

通勤中や家事をしながら、耳だけで内容が入ってくるので、「読む時間がとれない」という方にはぴったりです。まずは自分が読みたかった資料で試してみてください。きっと驚かれると思います。


まとめ

今日のポイントを3つに整理します。

  1. NotebookLMは2026年7月16日に「Gemini Notebook」へ改称されました。 ただし、これまでのノートやデータはそのまま使えます。
  2. できることは「自分の資料だけを読んで答えてくれる」こと。 根拠のページまで示してくれるので、仕事の資料調べと相性が抜群です。
  3. まずはPDFを1つ読み込ませて、3行要約を頼むところから。 慣れてきたら、録音の要約や音声解説にも挑戦してみてください。

AIツールは名前が変わったり機能が増えたりと、変化のスピードが速い世界です。でも、大事なのは「全部を追いかけること」ではなく、「自分の困りごとが1つ減ること」だと思っています。

まずは5分だけ、お手元の資料を1つ読み込ませてみてください。その5分が、これからの何十時間かを助けてくれるはずです。

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仕事でAIを使っている人は46.2%。「まだ使っていない」あなたが今日から始められる3つのこと

「まわりはみんなAIを使いこなしているのに、自分だけ取り残されている気がする……」

そんなふうに感じたことはありませんか? 実は最近発表された調査で、とても意外な事実がわかりました。仕事でAIを使っている人は、まだ半分もいないのです。

この記事では、2026年3月に行われた最新の調査結果をもとに、「AIを使っていない人が本当はどれくらいいるのか」「使っていない人はなぜ使っていないのか」、そして「今日から気軽に始められる方法」を、AI初心者の方に向けてやさしく解説します。読み終わるころには、「なんだ、今からでも全然遅くないんだ」と思っていただけるはずです。

最新調査でわかった「AIを使う人・使わない人」のリアル

株式会社ニットが2026年3月に、全国の25〜59歳のビジネスパーソン600名を対象に行った調査によると、仕事でAIを「利用している」と答えた人は46.2%でした。つまり、53.8%の人はまだ仕事でAIを使っていないのです。
引用元:help-you.me/blog/ai-business-survey-2026/

さらに細かく見ると、1日1時間以上AIを使う「ヘビーユーザー(たくさん使いこなしている人)」は、わずか13.5%しかいませんでした。

SNSやテレビでは「AIを使わないと時代遅れ」といった言葉をよく見かけますよね。でも実際の数字を見ると、バリバリ使いこなしている人は10人に1人ちょっと。半分以上の人はまだスタートラインにも立っていないのが現実です。

つまり、今この記事を読んでいるあなたが「まだ使ったことがない」としても、まったく珍しいことではない、ということです。

使っていない人の理由は「必要性を感じない」「まわりに使う人がいない」

では、半分以上の人はなぜAIを使っていないのでしょうか。調査では、使っていない理由の上位はこの2つでした。

  • 「業務上、特に必要性を感じていない」……50.8%
  • 「周囲に使っている人がおらず、始めづらい」……26.3%

この2つ、どちらもとてもよくわかる理由だと思います。ただ、セミナーで350名以上の初心者の方にAIの使い方をお伝えしてきた経験から、少しだけ補足させてください。

「必要性を感じない」という方の多くは、実は「AIで何ができるのかを知らないから、必要性を感じようがない」という状態です。たとえば「取引先へのお詫びメールの文面を、失礼にならないように整えてもらう」「長い資料を3行にまとめてもらう」といった使い方ができると知ると、「え、それならすぐ使いたい」とおっしゃる方がとても多いのです。

また「まわりに使っている人がいない」という方は、逆にチャンスかもしれません。職場でまだ誰も使っていないなら、あなたが最初の一人になるだけで「AIに詳しい人」というポジションが手に入るからです。

使っている人の9割が「手直し」している、という安心できる事実

この調査には、もうひとつ面白い数字がありました。AIを使っている人の90.6%が「AIの出力(AIが作ってくれた文章や答えのこと)をそのまま使わず、何らかの手直しをしている」と答えているのです。

これは初心者の方にとって、とても安心できる事実だと思います。

なぜなら「AIを使いこなす」というのは、「AIに完璧な答えを一発で出させること」ではないとわかるからです。使い慣れている人でさえ、9割は手直しをしています。つまりAIは「完成品を作ってくれる魔法の道具」ではなく、「下書きの8割を一瞬で作ってくれる、とても優秀なアシスタント」なのです。

最初から完璧を求めなくていい。むしろ「ざっくり作ってもらって、自分らしく直す」のが正しい使い方。そう考えると、ぐっとハードルが下がりませんか?

初心者でも今日からできる3つのこと

それでは、まだAIを使ったことがない方が今日から始められることを、かんたんな順に3つご紹介します。

その1:まずは「調べもの」をAIに聞いてみる

ChatGPTやGemini(どちらも無料で始められる対話型のAIサービスです)に、ふだん検索していることをそのまま話しかけてみましょう。「夕飯の献立を3つ提案して」「町内会の案内文の書き出しを考えて」など、仕事以外のことで練習するのがおすすめです。失敗しても誰にも迷惑がかからないので、気楽に試せます。

その2:メールの下書きを頼んでみる

調査でも、AIの使い道の第1位は「メール・文章作成」(48.0%)でした。「○○さんに打ち合わせの日程変更をお願いする、丁寧なメールを書いて」のように、相手と用件を伝えるだけで、たたき台を作ってくれます。あとは自分の言葉に少し直すだけ。ここでも「9割の人が手直ししている」のですから、直すこと前提で気軽に頼んで大丈夫です。

その3:長い文章の「要約」を頼んでみる

会議の議事録や長い資料を貼り付けて、「この内容を3行でまとめて」とお願いしてみましょう。読む時間が大幅に短くなり、AIの便利さを一番実感しやすい使い方です。ただし、社外秘の資料や個人情報を含む文章をそのまま貼り付けるのは避けてください。会社で使う場合は、勤務先のルールを確認してから試すのが安心です。

まとめ

今日の内容を3つのポイントで振り返ります。

  1. 仕事でAIを使っている人は46.2%。半分以上の人はまだ使っておらず、今から始めても決して遅くありません。
  2. 使っている人の9割は「手直し」をしています。AIは完璧な答えを出す道具ではなく、下書きを作ってくれるアシスタントと考えましょう。
  3. 最初の一歩は「調べもの」「メールの下書き」「要約」の3つ。仕事以外の身近なことから練習するのがおすすめです。

「まわりに使っている人がいないから始めづらい」なら、あなたが職場の最初の一人になってしまいましょう。当ブログでは、AI初心者の方向けに、むずかしい言葉を使わずAIの活用法をお伝えしています。次回もぜひのぞきに来てくださいね。

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【2026年最新】AIは「話しかける」から「任せる」時代へ|初心者がいま知っておきたいAIエージェントのはなし

「AI、気になってはいるけれど、なんだか難しそう…」——そんなふうに感じている方は多いのではないでしょうか。実はいま、2026年のAIは大きな転換点を迎えています。ひとことで言うと、AIは「質問して答えをもらう道具」から、「お願いした作業を代わりに進めてくれる相棒」へと進化しはじめているのです。

この記事を読むと、次の3つがわかります。

  • いま話題の「AIエージェント」とは何なのか、やさしく理解できる
  • 世の中の人が、実際にAIで「どんなこと」をしているのかがわかる
  • あなたが今日から試せる、かんたんなAI活用の第一歩がわかる

専門知識はいっさい必要ありません。コーヒーでも飲みながら、気楽に読み進めてくださいね。

そもそも「AIエージェント」って何?

最近、ニュースやSNSで「AIエージェント」という言葉をよく見かけるようになりました。カタカナが並ぶと身構えてしまいますが、中身はとてもシンプルです。

AIエージェント(あなたの代わりに考えて作業を進めてくれるAI)とは、「ゴールを伝えるだけで、そこまでの手順をAIが自分で考えて動いてくれる仕組み」のことです。

これまでのAIとの違いを、料理でたとえてみましょう。

  • これまでのAI:レシピを聞くと教えてくれる「物知りな先生」。ただし、実際に作るのは自分。
  • これからのAIエージェント:「今晩、家にある材料で和食を作って」とお願いすると、献立を考え、手順を組み立て、必要な作業まで進めてくれる「頼れる料理人」。

つまり、「聞いて終わり」から「やってくれる」へ変わってきた、ということです。2026年は、この「AIエージェントの実用化」が最大のトレンドだと言われています。指示を出すだけで業務を自動で進めてくれるAIが、いよいよ現実のものになってきました。

とはいえ、「じゃあ全部AIに丸投げできるの?」というと、まだそこまでではありません。大事なのは、人が上手に指示を出して、AIと二人三脚で進めるという姿勢です。ここが、これからの時代に差がつくポイントになります。

いま、みんなAIで「どんなこと」をしているの?

「AIって、結局みんな何に使っているの?」と気になりますよね。2026年の調査によると、仕事でAIを使っている人の用途で多いのは、次のような内容でした。

  • 1位:文書作成(約63%)……企画書・議事録・報告書などの下書きづくり
  • 2位:情報収集・要約(約51%)……長い資料やニュースを短くまとめてもらう
  • 3位:アイデア出し(約37%)……企画やタイトルのヒントをたくさん出してもらう

注目したいのは、どれも「特別な技術」ではないということです。むしろ、多くの人が毎日のように向き合っている、ごく普通の仕事ばかりですよね。

さらに面白いのは、世の中の流れが「とりあえず使ってみる」段階から、「安全に、上手に使いこなす」段階へ移ってきていることです。実際、企業の現場でも「AIを使う人」から「AIを使いこなす人」へと、求められるレベルが一段上がってきています。裏を返せば、いまが”使いこなす側”にまわる絶好のタイミングだとも言えます。

初心者でも今すぐできること3つ

ここからは、パソコンやスマホがあれば今日から試せる、かんたんな活用法を3つご紹介します。難しい順ではなく、やさしい順に並べているので、上から気軽に試してみてください。

① 長い文章を「3行にまとめて」もらう

まずは、いちばん手軽な「要約(長い内容を短くまとめること)」からです。

気になったニュース記事や、届いたメールの本文をAIにコピペして、こうお願いしてみましょう。

「この文章を、小学生でもわかるように3行でまとめてください」

たったこれだけで、ポイントがスッと頭に入ってきます。「読む時間がない」「要点だけ知りたい」というときに、とても便利です。まずはここから始めると、AIの便利さを実感しやすいですよ。

② メールや文章の「たたき台」を作ってもらう

次は、文書づくりです。ゼロから文章を書くのは大変ですが、AIに「たたき台(下書きのこと)」を作ってもらえば、一気にラクになります。

たとえば、お客様へのお礼メールなら、こう頼んでみましょう。

「先日ご購入いただいたお客様へ、感謝を伝える丁寧なお礼メールを書いてください」

出てきた文章を、自分の言葉に少し直すだけで完成です。「白紙から書く」より「直す」ほうが、ずっと気持ちがラクなんですね。企画書や報告書でも、同じように使えます。

③ アイデアを「10個出して」と壁打ちする

最後は、アイデア出しです。ひとりで悩むと煮詰まりがちですが、AIは何度でも、いやな顔ひとつせず付き合ってくれます。

「主婦向けの料理教室のイベント名を、親しみやすいものを10個考えてください」

こんなふうにお願いすれば、思いもよらなかった切り口が出てくることも。AIを「相談相手(壁打ち役)」として使うと、発想がぐっと広がります。全部を採用する必要はありません。「この方向、いいかも」というヒントをもらうだけで十分です。

「使う人」から「使いこなす人」になるコツ

最後に、これからの時代にちょっと差がつく、大切なコツをお伝えします。それは、「AIに丸投げせず、上手にお願いする」ということです。

コツは意外とシンプルで、次の3つを意識するだけです。

  • ①「誰に・何のために」を伝える……「初心者向けに」「お客様に送るために」など、目的を添える
  • ② 遠慮せず、何度もやり直してもらう……「もっとやさしく」「もう少し短く」と気軽に注文する
  • ③ 最後は必ず自分の目で確認する……AIも間違えることがあるので、鵜呑みにしない

この3つを守るだけで、AIの返してくれる答えがぐっと良くなります。AIは「完璧な魔法の箱」ではなく、「指示しだいで力を発揮してくれる相棒」。だからこそ、使う人のちょっとした工夫が、いちばん大きな差になるのです。

まとめ

今回は、2026年のAIの大きな流れと、初心者がいま知っておきたいことをお話ししました。最後に、大切なポイントを3つに整理します。

  1. AIは「話しかけて答えをもらう」から「作業を任せる」時代へ進化している
  2. 世の中の使い方は「文書作成・要約・アイデア出し」など、身近な仕事が中心
  3. 今日からできる第一歩は「要約」「たたき台づくり」「アイデア出し」の3つ

「難しそう」と身構える必要は、まったくありません。まずは今日、ひとつだけでも試してみること。その小さな一歩が、あなたを「AIを使いこなす人」へと近づけてくれます。ぜひ、気軽にAIとおしゃべりするところから始めてみてくださいね。

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実はあなたの近所のスーパーでも。「トライアル」や「松屋」に学ぶ、身近なAI活用のいま

「AIってすごいらしいけど、正直、自分の生活とはあまり関係ないかな…」そんなふうに感じていませんか?実は、AIはすでにあなたの近所のスーパーや、いつもの牛丼屋さんの裏側で、静かに活躍し始めています。

この記事では、スーパーの「トライアル」と牛めしの「松屋」という、誰もが知っているお店のAI活用事例をわかりやすくご紹介します。読み終わるころには、「AIって意外と身近なんだ」「自分の仕事にも使えそう」と感じていただけるはずです。

スーパー「トライアル」:AIが商品の発注を自動でやってくれる

24時間営業のスーパーとして知られるトライアルは、全国264店舗に「AI発注システム」の導入を完了したと発表しました。

AI発注って、なにをしてくれるの?

スーパーでは毎日、「明日はお茶を何本仕入れるか」「お弁当は何個作るか」といった発注(商品の注文)作業が発生します。これまでは、ベテラン店員さんが天気や曜日、過去の売れ行きを見ながら、経験と勘で決めていました。

この作業をAI(人工知能。大量のデータから予測や判断をするコンピューターの仕組み)に任せたのが、トライアルの取り組みです。AIが過去の販売データや来店客数などをもとに、「明日はこれくらい売れそうだから、これだけ仕入れましょう」と自動で計算してくれるのです。

どんな効果があったの?

報道によると、店舗あたり月180人時(1人が180時間働く分に相当する作業量)の削減と、余分な在庫を約3割減らす効果が見込まれているそうです。

つまり、「ベテランの勘に頼っていた仕事をAIが引き受けることで、人はもっと大事な仕事(接客など)に時間を使えるようになった」ということです。

牛めしの「松屋」:問い合わせ対応はAIチャットボットにおまかせ

牛めしチェーンの松屋を運営する松屋フーズも、AI活用の先進企業です。

全国1,200店舗からの質問に、AIが24時間対応

松屋フーズでは、全国約1,200店舗の店長さんやスタッフから、本社に毎日たくさんの問い合わせが届きます。「この機械の使い方がわからない」「この手続きはどうすればいい?」といった質問です。

そこで導入されたのが、チャットボット(チャット形式で自動的に質問に答えてくれるプログラム)です。スタッフが質問を入力すると、AIが24時間いつでも自動で回答してくれます。その結果、本社への電話問い合わせが41.5%も減ったそうです。

ポイントは「人にしかできない仕事」に集中できること

本社のスタッフは、電話対応に追われる時間が減った分、より重要な仕事に集中できるようになりました。AIは人の仕事を奪うのではなく、「単純な作業を引き受けて、人が本来やるべき仕事に集中させてくれる存在」だということが、この事例からよくわかります。

初心者でも今すぐできること

「大企業の話でしょ?」と思われたかもしれませんが、同じ考え方は個人でも今日から実践できます。難易度の低い順にご紹介しますね。

1. 「毎日くり返している作業」を書き出してみる

まずはAIを使わなくてもOKです。トライアルも松屋も、最初にやったのは「どの作業に時間がかかっているか」を見つけることでした。メールの返信、資料の下書き、情報集め…。毎日くり返している作業をメモに書き出してみましょう。

2. その中のひとつを、AIに手伝ってもらう

書き出した作業の中から、ひとつだけAIに任せてみましょう。たとえば、ChatGPTやClaude(どちらも文章で対話できるAIサービス)に「お客様へのお礼メールの下書きを作って」とお願いするだけでも立派なAI活用です。

3. 「よくある質問」をAIに覚えさせてみる

少し慣れてきたら、松屋の事例の小型版に挑戦です。家族やお客様からよく聞かれる質問と答えをAIに伝えておいて、「この内容をもとに、わかりやすい説明文を作って」と頼んでみましょう。自分だけの「ミニチャットボット」の第一歩になります。

まとめ

今日のポイントを3つに整理します。

  1. AIはすでに身近なお店で活躍中:トライアルは264店舗でAI発注を導入し、月180人時の作業削減を見込んでいます
  2. AIは人の仕事を奪うのではなく、支える存在:松屋フーズではAIチャットボットが問い合わせ対応を引き受け、電話が41.5%減りました
  3. 個人でも考え方は同じ:「くり返し作業を見つけて、ひとつだけAIに任せる」ことから始めましょう

次にスーパーや牛丼屋さんに行ったとき、「この裏側でAIが働いているのかも」と思い出してみてください。AIがぐっと身近に感じられるはずですよ。