ChatGPTだけの時代は終わり?いま話題の「AI使い分け」を初心者向けにやさしく解説
「AIといえばChatGPT」——そう思っている方、多いのではないでしょうか。実は今、その常識が少しずつ変わり始めています。
2026年6月に発表された調査で、ChatGPTの利用者シェア(利用している人の割合)が初めて50%を下回ったことがわかりました。つまり、AIを使う人の半分以上が、ChatGPT以外のAIも選ぶようになったということです。
この記事を読むと、次の3つがわかります。
- いまAIの世界で何が起きているのか
- ChatGPT・Gemini・Claudeという3つのAIの違い
- 初心者が今日からできる「AIの使い分け」の第一歩
いまAIの世界で起きていること
アプリの利用状況を調べている調査会社Sensor Tower(センサータワー)のレポートによると、2026年5月末時点での生成AI(文章や画像を自動で作ってくれるAI)のシェアは次のようになっています。
- ChatGPT:46.4%
- Gemini(ジェミニ):27.7%
- Claude(クロード):10.3%
「ChatGPTが減ったなら、人気がなくなったの?」と思うかもしれませんが、そうではありません。ChatGPTの利用者数自体はむしろ増え続けていて、月に11億人を超える見込みです。
たとえるなら、街に美味しいラーメン屋さんが1軒しかなかったところに、カレー屋さんやお寿司屋さんが次々にオープンしたようなイメージです。ラーメン屋さんのお客さんが減ったのではなく、「今日は気分でカレーにしよう」と選択肢が増えた、ということなんです。
つまり、「どれか1つを選ぶ」から「目的に合わせて使い分ける」時代に変わってきたということです。
3つのAI、それぞれの得意分野
では、3つのAIはそれぞれ何が得意なのでしょうか。初心者の方向けに、ざっくりと整理してみます。
ChatGPT:オールラウンドな優等生
一番の老舗で、情報も使い方の解説も豊富です。文章作成からアイデア出し、画像生成(言葉で指示すると絵や写真風の画像を作ってくれる機能)まで、幅広くこなします。「まず何か1つ試したい」という方の入り口にぴったりです。
Gemini:Google製品との連携が得意
Googleが作っているAIなので、GmailやGoogleドキュメント、Googleカレンダーなど、普段お使いのGoogleのサービスと相性がバツグンです。調べものをしながら資料をまとめる、といった作業が得意です。
Claude:長い文章と丁寧な仕事が得意
長い資料を読み込んで要約したり、自然で丁寧な文章を書いたりするのが得意なAIです。間違った情報を答えてしまうこと(AIの世界では「ハルシネーション」と呼ばれます)が比較的少ないと言われていて、仕事の場面でじわじわと利用者を増やしています。
初心者でも今すぐできること
「使い分けなんて、なんだか難しそう…」と感じた方もご安心ください。今日からできる簡単なステップを3つご紹介します。
ステップ1:まずは無料版を2つ触ってみる
いきなり全部は大変なので、まずは今お使いのAIに加えて、もう1つだけ無料で試してみましょう。同じ質問を両方に投げかけて、答え方の違いを見比べるだけでも、それぞれの「性格」が見えてきて面白いですよ。
ステップ2:「自分の定番の使い方」を1つ決める
たとえば「メールの下書きはこのAI」「調べものはこのAI」というように、自分の生活の中でよくある場面を1つ選んで、担当を決めてあげましょう。使い分けは、この小さな習慣づくりから始まります。
ステップ3:月に1回、ニュースをのぞいてみる
AIの世界は変化がとても速いので、完璧に追いかける必要はありません。月に1回、「AI ニュース」で検索してざっと眺めるだけで十分です。「へえ、そうなんだ」の積み重ねが、気づけば大きな差になります。
まとめ
今日のポイントを3つに整理します。
- ChatGPTのシェアが初めて50%を切り、AIは「使い分け」の時代に入った
- ChatGPTは万能型、GeminiはGoogle連携、Claudeは長文と丁寧さが得意
- 初心者はまず無料版を2つ触って、「定番の使い方」を1つ決めるところから
どれか1つの「正解」を探すのではなく、それぞれの得意分野を知って気軽に付き合っていく。それがこれからのAIとの上手な付き合い方です。
当ブログでは、これからもAI初心者の方に向けて、わかりやすい情報をお届けしていきます。次回もお楽しみに!
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